医療保険の保障条件にはあらゆるからくりが仕組まれています。
そのからくりを見抜くには、豊富な経験と知識が必要になります。
その知識とは、保険を売るためのFP資格を取るための知識ではありません。
保障条件を充たせる確率を計る知識です。その保障に該当するものは存在するのかを確認する努力も必要です。
医療保険選びで重要なことは、ルール通りになるか?ルールを充たせる確率を判断できる情報が必要になります。
その情報とは多くの体験から学んだ情報です。何故なら、体験しないと分からないことが多すぎるからです。
例えば、日帰り入院から保障します。
保障は、支払った領収書に入院費を支払った記載があれば支払います。と言われます。
ところが、日帰りでは入院費が発生しないのです。だから、日帰りの入院はないものをあると言っている保障の1つです。
このようなことは、自分で確認しなければ分かりません。こんなことはFP資格の本にも絶対に書かれていないことです。
私がこの仕事を始めた頃は、保険会社のすることに対して100%の信用をしていました。
だからパンフレットに記載されている保障は必ずされると思っていました。そして、この保障が良い、これは良くないなどをパンフレットだけで判断していました。
ところが、経験や体験を積んでいくと、その保障は条件通りにならないことがいっぱいでてきました。その経験数が多い程、保険会社に裏切られている実感が強くなりました。
現在では、その積み重ねで保険会社のテクニックがワンパターンなのを発見できました。ようするに、できないこと、ないことをできたら保障すると書かれてあります。
経験豊富だからこそ、説明に実感がこもります。
そして、100%顧客の立場で考えているので、説明して驚かれることが少なくありません。中には反対にそんなことを言って良いの?と窘められることもあります。
しかし、、私の説明はすべてにおいて根拠があります。からくりを理解してうえで保険を選ばなければならないことを初めに知っていてもらいたいと願っています。